「ラングリッサー モバイル」は、聖剣ラングリッサーが壊れた「ラングリッサーV」の時代から150年後を舞台となっています。
目次
正統派タクティカルRPGと戦略性が高い戦闘
「ラングリッサー モバイル」は、王道タクティカルバトルが採用されており、各ターンごとに自軍の部隊を好きな順序に行動させることができます。
戦闘を行う「英雄」にはスキルが備わっており、ダメージを与えながら回復や強力のバフを付与する、周りの味方を庇うといったことができます!
「英雄」に兵士を編成させることができ、英雄と兵士には個別でHPがあります。
戦闘を行うと始めに敵味方の兵士の人数が同時に減っていき、兵士がいなくなると「英雄」の体力が削られていきます。
この戦闘システムでちょっと面白いのが、攻撃を同時に行うのでお互いの体力が少ないと相内になってしまうことがあります。他のタクティカルRPGでは見れない後景なのが特徴的な戦闘です。
兵士がいなくなるとその分だけの火力が減ってしまうので、体力を保ちながら戦えるように地形効果を活かしたりや相手と相性の良いクラスで戦闘を行う戦略性が重攻略のカギとなります!
そのために、他のタクティカルRPGに比べて遠距離で相手の体力を削る戦略はかなり重要となり、仲間との連携が必須となります。
その他にも戦闘の演出をきったりや移動スピードの倍速機能が備わっており、マップの広さも広すぎないためにテンポの良さが感じられるようになっています。
「クラスチェンジ」による「英雄」の可能性の幅が広い
「英雄」は始めは決まったクラスと兵士のみの編成しかできませんが、育成することによって、元のクラスと異なる他の兵種に変更することができます。剣士、槍兵、騎兵、弓兵など多数の種類があります。
「英雄」の能力を大きく上昇できる「クラスチェンジ」をすることで、剣士から弓兵にといった全く異なるクラスへと変更することができます!
クラスチェンジ前に使用していた兵士とスキルも引き続き使用できるために、近距離と遠距離を両立させた編成が行えたりやヒーロー兼火力といったロマン溢れる育成も可能となります!
ゲームの基本的な流れ
聖剣ラングリッサーの復活を目指して、フィールドを自由に冒険することができます。
フィールドではメインストーリーを進めることで、解放されるサブストーリーにも挑戦することができます。
サブストーリーでは強敵が出現する高難易度のステージもあるので推奨レベルやフィールド上の敵アイコンに有利を取れる「英雄」を準備すると攻略が楽になります!
メインストーリーでは今作の主人公「マシュー」、相棒の「グニル」、幼馴染みの巫女「アメルダ」が聖剣ラングリッサーと魔剣アルハザードを巡る争いに巻き込まれていく物語が展開されていきます。
エルウィンやレディン、レオンなどのラングリッサーシリーズ歴代の人気キャラクターが登場したりと昔からのファンには堪らない演出が用意されています!
初めてラングリッサーシリーズをプレイする方にも分かりやすい様に「次元の裂け目」といった、過去のシリーズをまとめたステージをプレイできる配慮がされています。
良かったところまとめ
良かった点
●「クラスチェンジ」による育成の自由さが面白い!
●ラングリッサーシリーズを体験でき、キャラクターに愛着が持てる!
●戦略性の高さとテンポの良い戦闘システムが良い!
「クラスチェンジ」によって、自分好みの「英雄」を育成したりができるために、飽きることなく育成に専念できる良いシステムです!
「英雄」には衣装が用意されていたりやボイスの新規実装などあらゆる点で進化した、ラングリッサーシリーズとして楽しめます。
ちょっと気になった点
●スタミナが足りなく、もどかしい時がある
ストーリーを進めるほど新たなコンテンツが解放されるのですが、1回の攻略で使用するスタミナの量が多いのでだんだん足りなくなってしまいます。
そのために、育成にはそれなりの時間がかかってきます。
評価・感想
今回初めてラングリッサーシリーズをプレイしましたが、王道なストーリー展開と昔の面影を残しながらも、現在でも受け入れられる「英雄」のデザインがかっこよくキャラクターデザインに力が入っているのがとても伝わってきました。
タクティカルRPGではなかなか見れない自由度の高い育成システムでありながらも、ゲームバランスがとても良く取れていて、本腰をいれてプレイする程に楽しくなっていきました。
FEなどのシミュレーションが好きな方には必ずはまってしまう程の面白さなので、全ての人に是非プレイしていただきたい作品です。