「アナザーエデン 時空を超える猫」は「ソーシャルゲームをやめてみた」をコンセプトにした、過去・現在・未来を巡るシングルプレイ専用RPGです。
目次
平和の村で起きた悲劇から物語は動き出す
主人公の「アルド」と妹の「フィーネ」は森で拾われてから丁度１６年が経ち、家族となった村長とお祝いを開こうとしていた。
アルドは村の自警団の仕事の最中に飼い猫の後を追うと「星の夢見館」と呼ばれる不思議な世界へに迷い込んでしまう。
「星の夢見館」からでたアデルは家に帰ろうとすると魔獣王にフィーナがさらわれたことを知る。
後を追ったアルドであったが、魔獣王の前に成すすべなく倒れこんでしまう。
絶対絶命の中、普段は鞘から取り出すことのできないアベルが背負っている剣が光りだす。
コンシューマのようなボリュームあるRPG
「アナザーエデン 時空を超える猫」はフィールドが複数に枝分かれした一本道で構成されており、NPCと会話したりや宝箱を調べるといったコンシューマーゲーム機のRPGの様な自由な散策ができます。
フィールドは大陸ごとに全てが繋がっており、マップの切り替える必要がない為の読み込みがないために快適に冒険することができるようになっています。
また、基本ランダムエンカウントですが、固定シンボルの強敵が配置されており、近づくこちらによってきます。
全滅しても近くの町まで戻されるだけなうえに、強敵の後ろにはレアのアイテムが入った宝箱があるので、腕試しを兼ねて挑戦してみましょう！
ストーリークエストは過去・現在・未来を旅をすることになり、８０章以上にも渡るボリュームあるストーリーを無料で遊ぶことができるようになっています。
期間限定のイベントはありませんが、「外伝」や「邂逅」などの寄り道要素を多く用意されていて、アップデートで新しいシナリオも追加されていくので終わりのない冒険を楽しむことができます。
戦闘システムとスキルの開放
戦闘はコマンド式のターン制バトルになっており、通常攻撃やスキルを選択します。
パーティーは戦闘を行う「フロント」の４人と戦闘中にフロントと切り替えられる「サブ」の２人に分かれています。
「サブ」にいるメンバーはターン終了時にHP・MPが回復するのでこまめに切り替えつつも前線が崩されないように調整する必要があります。
新しいスキルは「アビリティボード」を進めることで獲得でき、レベルを１つ上がるごとに１つのアビリティを獲得できます。
能力の上昇や属性攻撃への耐性を上げることができるので、強敵の前などでは忘れずに割振りを行うようにしましょう！
豪華スタッフによる完成度の高さ
「アナザーエデン 時空を超える猫」の開発スタッフには「クロノ・トリガー」、「ゼノギアス」などの演出やシナリオに携わった加藤 正人さんや「ファイナルファンタジーV」、「ロマンシングサガ２」などのサウンドを担当した光田 康典さんなどの豪華メンバーが携わっています。
ゲームを普段遊ぶ方ならプレイしたことや聞いたことのあるビックタイトルの数々を手掛けた開発メンバーによって、Google Playの「ベスト オブ 2017」に受賞されています。
そのために、シナリオ、BGM、SE、演出どれを見てもハイクオリティの出来栄えになっているのも納得です。
良かったところまとめ
良かった点
●スマホでコンシューマーゲームを遊んでいる感覚！
●時空を巡る旅の時代によって変わる世界観が面白い！
●随時更新される物語のボリューム
スマホでこのボリューム感あるストーリーを遊べるRPGは他にないと言っても過言ではありません。
始めは中世時代の村から島が浮かんでいる近未来的な都市へと突如切り替わる場面など、衝撃的な展開になる場面ではアルドと共に幾度も驚かされました。
ちょっと気になった点
●戦闘が単調になりやすい
戦闘は通常攻撃・スキル・チェンジのみになるので戦闘に変化が少なく感じてしまいます。
地形を使ったギミックなどがあればより戦闘を楽しむことができるのではないかと思います。
評価・感想
ただただ作りこまれた良作RPGをプレイしているかの様な感覚で時間を忘れて遊んでしまいました。
シングルプレイということもあり、他のプレイヤーに負けないようにキャラクターを強くしたりやイベント周回などの必要がなくストレスない自由な旅が面白かったです。
暇になったちょっとした時間でプレイしたりやスマホで本格的なＲＰＧを楽しみたい方にはかんりお勧めで、いつプレイしても変わらない冒険を楽しむことができるので是非プレイしてみてはいかがでしょうか？
