『二ノ国:Cross Worlds』は6月10日に正式リリースされた「レベルファイブ」と「スタジオジブリ」が共同開発した、二ノ国シリーズ初のアプリゲームです。
二ノ国シリーズは過去にアニメ映画で放映されたりや今年の9月にはNintendo Switch対応の新作タイトルが発売される話題の作品です。
今作はシリーズを受け継ぐファンタジーアートRPGとなっており、オンラインをメインとしたMMOの協力プレイを楽しめます。
目次
5種類の個性的なキャラクター
キャラクターは「ソードマン」、「ウィッチ」、「エンジニア」、「ローグ」、「デストロイヤー」の5つから選択することができます。
各キャラクターによって、使う武器やスキルが変わってくるために戦闘スタイルやステータスが大きく変わってきます。
後から他のキャラクターを育成することもできるようになっており、自分のプレイスタイルに合ったキャラを選んでも問題はないのでお気楽に選びましょう。
最初から決まっている性別や獣耳などは変更することはできないもののMMOらしいキャラメイクの自由さがあります。
美しいオープンワールドを自由に冒険
今回のメイン舞台となる広大な都市エスタニアを始めとする背景や各ダンジョンのなどのグラフィックがまるでアニメの様な美しさになっています。
アニメーション作画にはあの「スタジオジブリ」が担当しており、Unreal Engine 4と呼ばれる3D制作プラットフォームを用いて、街を彩る装飾から1つ1つの細かいアクションが作られています。
今までのMMOアプリゲームの中でも一線を引いた完成度に圧倒されながらも、ファンタジー溢れるオープンワールドで各地を巡る旅は見ていて飽きません。
スキルを駆使したアクションバトル
戦闘はリアルタイムで進行し、3つの通常攻撃とスキルを組み合わせながらコンボを繋いでいきます。
どの攻撃も迫力あるエフェクトがあり、戦闘を盛り上げる。
戦闘自体はよくあるMMOゲームのシステムでありますが、相手の武器の属性の有利・不利による戦いやすさがあったりするので、武器の強化や作製が重要となってきます。
「ワールドボス」と呼ばれる強敵をサーバーみんなと協力したりやパーティーを組んで迫りくる敵からキングダムを守る防衛戦などのオンライン要素もあり、MMOらしい協力プレイが楽しめます。
新コンテンツも近いうちにリリースされることが決まっていたりと長く遊べるようになっているようです。
また、ソロプレイの時であっても「イマージェン」と呼ばれる一緒に戦うかってくれる可愛らしいお供を連れいくことができ、レベル19に到達することで「イマージェン」の卵を孵化できるようになるので、序盤はここを目指して冒険していきましょう。
ゲームの基本的な流れ
メインストーリーの進行には画面右のクエスト一覧から選択することで物語を進めていくことができます。
クエストを選択すると目的地までは自動で移動してくれるので、その間に装備を整えたりやスキル強化などをすることができます。
アドベンチャーパートでは主人の故郷である「名もなき王国」を救うために王様の助けを求めるべく様々な事件を解決していきます。
また、メインストーリーを進めるためには「名声」と呼ばれる国でのが信用が必要となり、住人の依頼をこなすことで獲得ができます。
「メインクエスト」を進めるには「名声クエスト」を達成する必要がある。
一部の名声クエストをこなすことで新しいコンテンツが解放されるものもあるので、新しい依頼が解放されたら随時チャレンジするとよいです。
最初の内は敵の強さはさほど気になりませんが、レベル13あたりから飛躍的に強くなってくるので、武器の製作や強化を意識したりやクラスレベルが1上がるだけでも飛躍的に強くなるのでをツバクロ商会のクエストをこなすなどして経験値を稼いでいきましょう。
評価・レビューまとめ
●グラフィックの作りこみが綺麗
●広大なフィールドを自由に冒険できるワクワク感
●ボイスの多さや演出が凝っている
●操作性があまり良くない
●敵の攻撃をかわしにくい
キャラクターや背景などの至る所でジブリらしい雰囲気を感じられる素晴らしい作りとなっており、世界観とマッチしておりゲームを遊びながらもちょっとした映画感覚を味わえました。
ただ、戦闘のゲームシステム周りはあまり親切とは言えず、バーチャルスティックの操作があまり良くなく敵の正面を向いての攻撃がしにくかったりやザコ敵は攻撃モーションに入ると一切怯まなかったりします。
囲まれた際に回避をしないと一瞬で体力が削られてしまいますが、クールタイムが約5秒かかるので、攻撃のタイミングが重要となってきます。
細かい点では気になる所はありますが、世界観や雰囲気がとても魅力的でやりごたえあるMMOが好きな方は必ずはまってしまう程のできなので、是非プレイしてみてください。